概要
  ボランティアグループ分科会は、桂台地域ケアプラザに登録の支えあい連絡会のメンバーである22団体の数団体が毎回参加、地域の福祉施設のケアマネージャーさんや地域交流の担当者さんも加わって、毎月開催され、ボランティアグループの活動を紹介し、ボランティアグループ同士の情報交換の場となっています。今回は、今年度最初の分科会として開催され、各グループ参加者の自己紹介や今年度の研修計画の説明の後、地域のいろいろな取り組みの中から、公田町団地お互いさまねっととグループ桂台の活動が報告されました。
◆平成21年度ボランティアグループ分科会研修計画
平成21年度ボランティアグループ分科会研修計画が説明された。
@5/18 介護保険制度について
A6/15 救命救急講座
B9/25 ケアマネージャーとの懇談会
C10/19 中途障害者への介助方法、車椅子の取り扱い
D12/21 認知症の方々への理解
E2/15 骨折や腰痛予防について
 
◆ボランティアグループの活動報告
(1)公田町団地お互いさまねっと
(1-1)現状(問題点)
公田団地は、団地ができて45年経ち、高齢化が進んでいる。70歳代が600人、独居老人も増えた。
新しい人、外国の方の入居などもあり、お互いの顔が見えなくなってきた。
コンビニエンスストアの撤退で買い物が不便になった。
心配事があってもどこに相談したらよいかわからない。
(1-2)お互いさまねっと(NPO)立ち上げ
住民相互の助け合いが必要との考えから、行政を交えてのタウンミーティングを行い、また、自治会 の総会を開催して住民の総意を得た上で、お互いさまねっと設立に向け鋭意進めている。
(1-3)現在の活動
旧コンビニ前で「あおぞら市」を週1回開催、お互いの顔が見られ、情報交換の場として機能している。
集会所で相談窓口を開設し、いろいろな相談に応じている。
その他、広報誌を月1回発行し、お母さんたちも参加してこどもの古着交換会や「Bloom」の演奏会を開催した。

(2)グループ桂台
会の理念や高齢者と接する際に心掛けているポイントについてお話があった。
年会費は協力会員、利用会員ともに1,000円、利用料は800円/1時間。
利用の多いのは、@掃除、A料理、B草取りの順で、最近では、ペットの世話、子育て支援、通院付き添いなどが増える傾向にある。
◆5月の研修会について
  5/18の研修会(介護保険制度)の内容について、実際に自分たちが必要になったときにどうなるのか実態がわからなく、不安なので、ただ単に制度の説明ではなく、より身近な具体的事例をあげ、現実の対応について、わかりやすく説明をしてほしいとの要望があった。
取材 内

分科会風景