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2008年夏休み中学生ボランティア講座 2008.8.01.(金) 、9:30〜12:00

第2回講座は「横浜市民防災センター見学」。9時30分港南台駅に集合して横浜市神奈川区沢渡4−7にあるセンターへ向かった。
今日の目的は、
(1)防災センターを見学して「防災」の正しい知識を学ぶ事。
(2)普通救命講習を受ける。

横浜市民防災センター正面の写真  この施設は、市民防災教育を目的としている。
ホームページには、
『災害から生き残れるかどうかは、運ではありません。あなたの知識・判断・日ごろの備えにかかっています。災害に負けない行動力・心構えを市民防災センター展示室で身につけましょう。』
と書かれている。自分の身を守るだけでなく、災害弱者の手助けとなれるかどうか、今日の見学と訓練が役に立つ事を願う。参加者14名、指導者10名は緊張してセンターへ10時半前に到着した。
前庭の芝生で昼食を摂る参加者の写真
  午前中は、『地震』『煙』『暗闇』『消火器』の説明を受けて模擬装置で体験をした。 センター前の芝生(発災時は一時避難場所になる)で昼食を取った後、 午後は「普通救命講習」を受けた。
煙体験室の前で説明を受けている写真
  午前の「体験」は、どれも百聞は一見にしかずの例え通り、驚きの連続だった。「地震」は震度6強で体験したことのない大きな揺れだった。本当に来たらパニックに陥る事必至である。「煙」「暗闇」「消火器」等は実際に遭遇した場合、今回の体験を思い出したい。
心臓マッサージをしている中学生の写真  午後の「救命講習」は大変厳しかった。「人工呼吸」「心臓マッサージ」を繰り返し繰り返し、救急車が到着するまで休むことなく続ける事は、気力も体力もかなり必要だと感じた。講師が意地悪に思えてくる程、6分間前後の救命処置がきつく感じ疲れ果てた。人命を救うと言う事は厳しい事なのだとつくづく感じた。
今回講習を受けた14名の中学生達、若いので記憶力も良いであろうから、しっかりと脳にメモリーされた事と思う。発災時には活躍して欲しい。皆さん、期待していますよ。(Neri)