介護予防という言葉を知っている人70%、その75%が介護予防を実行しています

広報誌「ひろば」では、02年秋号(第4号)と03年春号(第5号)と続けて介護予防を特集しました。介護予防は最期まで健康で生き生きと暮らしていくためには、介護予防の意味をよく理解し、地域社会からの情報に耳を傾け、自分に適した地域活動に積極的に参加することが大切です。現在健康な人にとっては、将来介護状態にならないよう、又既に介護状態に陥っている人は、これ以上介護状態が進行しないよう、状態に見合った介護予防を実践していただきたいものです。

図7:介護予防を知っていますか? 図9:介護予防の知識と実践者の関係

55%の人が介護予防のために何らかの活動を実践しています。また、33%の人は実践していないが関心ありとこたえています。このことはご自身の将来の健康について90%に近い人が深い関心を持っていることを示しています。
◇◇ 介護予防に就いてのご意見 ◇◇
◆介護予防に関する活動状況など「ひろば」発行時に盛り込んでいただければ参考になります。
桂公田町、65〜74才、女性
◆高齢者医療の膨張止まらず。75才以上別立て保険の創設との掛け声もある昨今、益々介護予防の大切さを思う。PKK(ぴんぴんころり)は先日「ひろば」でイコール介護予防と知る。現役世代の10、20年後は? 支える現役若手世代の負担減にも、地域での生き生き活動は必須。
上之町、55〜64才、女性

この質問では「介護予防を実践している」人には何をしていますか、また「実践したいと思っている」人に対して「何をやりたいですか?」を複数回答で求めました。最も多いのが趣味や文化関係で全体の回答数の30%以上です。多くの人がスポーツやボランティア活動など複数の活動を同時に行っています。


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