今回のアンケートでは、ご家族の現状に就いても調査しました。

  1. 介護の必要な人のいる家庭は全体の13%です。女性の場合、55〜64才で親の介護、65〜74才で夫の介護、それ以上では今度は自分が介護を必要とする側となり、子供や嫁が面倒を見るパターンが伺えます。

  2. 夫婦2人だけの家庭は全体の42%です。私たちの地域には20〜30年前、夫婦と子供の標準的核家族で移り住んだ人が数多くあります。これらの家庭では親世代が現在55〜64歳に達し、子供の独立によって夫婦2人だけの家庭が39%に達しています。65〜74才ではこれが51%となっています。

  3. この地域に住み続けたい人91%でした。この地域は自然環境に恵まれていることから、それが永住希望の第一の理由でした。永住希望の理由に老人ホームをあげた人が数名ありましたが、“老人ホームに入所するまで住み続けたい”という意味だと解釈しています。

図18:要介護の人は誰ですか?(男性の場合)

図21:この地に永住する意思がありますか?


図22:”永住する又はしない理由は何ですか?
女性の場合、55〜64才で介護の必要な人は親が74%、65〜74では67%が配偶者(夫)です。女性には親の介護が終われば、夫の介護が待っています。

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