3.図7から、介護予防を良く知っている人13%と、図8から、介護予防を実践している人55%との関係
これらのデータから、「介護予防の意味は良く判らなくとも、健康で暮らしたいと誰もが願っており、自分で予防的なことはしているのでは」、といった見方をしている人が最も多く14名ありました。次いで、「介護予防の意味が良く判っていない、認識や理解度に差がある、もっと知りたいのでは」などと考えている人が8名でした。その他、「関心は持っていても、どうすればよいのか分からない」、「健康に気をつけてはいるが、自分で出来なくなった時、改めて考えるのでは」との意見がありました。このようなことから、「介護予防の全体像をもっと伝えていき、どの様にして“介護予防に関心あり”の層を“実践している”層に変えていくか、個人や地域の努力が必要である」との指摘がありました。
4.図11と図12から、それぞれ「桂台地域ケアプラザ」や
 「支え合い連絡会」の広報誌『ひろば』の知名度、更に『ひろば』による広報活動の進め方
ケアプラザの知名度に就いては、健康な人たちにとっては「自分とあまり関係が無いところ」や「特殊な人の施設」など、9名の方が「良く判っていない」と感じています。現役の方はデイケア送迎車の往来も見たことが無いのかもしれません。一方、「少し知っている」を含め、60%以上の人が知っていることを、良く知られていると理解し、これを5名の方が評価されています。今後更に知名度を上げるためには、「入り易い雰囲気をつくる」、「口コミが有効」、「地域の人が参加しやすい講座やイベントの開催」、「安くて美味しいパン販売」などの提案がありました。広報誌『ひろば』の知名度に就いて、少なくとも50%の方に読まれていることを、評価する方が6名ありました。一方、知っている人の割合がもう少し高いと感じていた方が、2名ありました。現在、広報誌『ひろば』の配布は主として町内会/自治会の回覧によります。しかしこの方法では、時間的な制約から、ゆっくりと読むことが難しいとのクレームが寄せられていました。「支え合い連絡会」の活動を広報誌『ひろば』を通して、広く知ってもらうための方策として、次のような多くの提案を頂きました。
・読んで欲しい対象者にはダイレクトメールする。
・民児協や友愛活動などで訪問するときに配布する。
・各種の会報や学校のPTA誌で取り上げてもらう。
・個人で欲しい場合、貰える場所を記載する。
・自治会・町内会の掲示板に掲示する。(カラー印刷)
・『ひろば』には5つの分科会のコーナーを設け、それぞれの記事を用意してもらう。
また、従来の『ひろば』の紙面に就いて、「字が小さい」、「文字が多く読みにくい」、「もう少し初歩的なことを」などの批判を頂きました。今後の私たち「広報分科会」の検討課題と致します。

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