平成12年度より開講しております「豊かな老後の講座」は、今年4回目となりました。
心身ともに元気に、自分らしく充実した毎日を送りたい。 そんな老後への願いをかなえるヒントにと、毎年企画しています。今年は、シニアライフクリエイター畑 彩土(はた さいど)氏を迎えての講座のほかゴスペルを愉しみ、鎌倉の歴史散策をプログラムに取り入れた楽しい講座を考えました。総勢180名余の方々が参加
され、活気にあふれた5回の講座となりました。回を重ねるごとに受講の皆さんが親しくなり、笑顔を見せてくださり、私自身もとても嬉しく思いました。今後も皆さんに喜んでいただける講座を企画していきたいと考えております。
サブコーディネータ 長谷川寿美子
▼△▼△ 講座に参加して ▼△▼△
「レリシャーイン、レリシャーイン、レリシャーイン♪」 腕を軽くまげ、右に左にリズムにのって軽く身体をゆらしながらみんなと一緒に歌っている・・・こんなゴスペルとやらを一度歌ってみたかったのである。それも“ジャパンジョイフルボックス”の皆さんの素晴らしいコーラスを聞いて、ついその気になってのってしまった。あーいい気分、わが身の調子の外れているのも忘れて・・・ それから笑顔の素敵な 畑 彩土先生のお話
「まず自分を再発見し、身近な人々との関わりを大切にしながらこれからの生き方を豊かにしていこう」というもの。日頃雑事に追われているばかりだったが、立ち止まって考える余裕を頂いた。参加したグループの皆さんとも楽しく話し合え、地域に又素晴らしい知人が増えた。こんなチャンスを与えて下さった桂台ケアプラザの皆さんありがとうございました。

犬山町 古宇田伸子
▼△▼△ 受講の動機とささやかな抱負 ▼△▼
現在地に住居を構えて27年になりますが、7年前までは、典型的な会社人間でしたし、その後も中小企業の支援業務に携わってきたため、地域の方々との関わりが全くないまま今日に至っております。地域住民として脱皮を図らねばと思っておりました矢先、神奈川県が推進しております「医療・福祉コンソーシアム事業」の中で、私が携わっております分科会に“グループ桂台”の幹事の方々がオブザーバーとして参加されまして、地域でのご活躍のご様子を知る機会を得ることができました。(この参加がご縁となって、グループ桂台の方々が、分科会の一企業である (株)サンフォーレの施設を9月19日に訪問されましたことが、10月10日付“グループ桂台通信No.73”に掲載されておりました。)そうした折今回の講座を知り、地域の方々と関わりを持つ良い機会と考え、永年連れ添った妻と一緒に参加することにしたわけです。小旅行・コンサート等には一緒することがありましても、この種の行事に共に参加するということは初めてですが、共に健康である限り、余生を、生活を共にすることになりましょうから、
老後のことを一緒に考える良い機会であると考えました。今回の請座では、ミニコンサートや鎌倉散策等楽しい一時も織り込まれており、畑 彩土氏の講座では、多くの気付きとヒントを得ることができ、全体的には満足度の高い内容でした。さらに、地域の方々との関わり合いが実現したこと、桂台地域ケアプラザの状況を垣間見ることができたこと、そこで働いておられるHさん、Sさん、Tさんと面識ができたこと等、私自身の、将来の地域活動を考えるとき大変力強く思いますし、皆様には一層のご指導を願いたいと思っております。サラリーマン卒業後の多くの方々は、地域との関わりが不得手ですし、今回のような講座を積極的に受けることも一つのきっかけとしてお勧めしたいと思います。私自信、現在の仕事を続ける限り、全面的に地域活動に関わることは困難な状況ですが、今回、多くの示唆を受けましたので、地域住民として一定の役割を果たすことができるよう努カしていくつもりです。この機会に諸先輩に何かとご教示をお願いする次第です。
桂台西 島津俊之

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