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2009年夏休み中学生ボランティア講座 第3回 2009.7.28.(火)10:00〜14:30

 中学生ボランティア講座3日目は、公田団地の自治会が昨年10月に立ち上げた「NPO法人 お互いさまネット」の青空市でのお手伝い体験。山の上にある公田団地に住むお年寄りには循環バスの団地内停留所から自宅までの坂道が買い物のネック。つい先日はNHK総合テレビに「増加する"買い物難民"食生活の危機」のタイトルで紹介されたばかり。今回の青空市での手伝いは「自分たちの住んでいる町を知ろう」という中学生ボランティア講座の趣旨と、毎週火曜日に青空市を開くお互いさまネットの「知ってもらおう」という双方の意志が合致して実現した。

いよいよ店開き
 桂台中学、上郷中学、本郷中学の有志の生徒たちは、買出し手伝い組が近くの農協やスーパーなどから仕入れてきた野菜や果物、パンやお弁当、お焼きなどを丁度良い分量に小分けして値札付け。品物ごとにブースを決めて野菜はこっち、ジャガイモはきゃべつや大根と一緒に下に並べて、などと額に汗を滲ませながらの陳列作業。最初はちょっぴりぎこちなかった中学生もお年寄りに「若いこは元気でいいねえ」などとほめられて固さが取れたよう。利用者が買った品物は「お家の玄関までお届けします」。坂道を登って5階まで上がってきた中学生の感想「うさぎ跳びよりキツかった」は、ややオーバーか?。お昼までには野菜も牛乳もサラダもみんな、ほぼ完売。疲れたけれど人の役に立つ喜びを実感した半日でした。
品物が届いたよ〜さあ!陳列です〜
小さく小分けして50円や100円で販売
団地内の坂道です重くても軽くても玄関口まで運びます
働いた後のスイカは格別です
 食事のあとは自治会シニアクラブ(火曜会)との交流会。中学生15人の自己紹介につづいて、桂台中学の斉藤くんと佐藤君が圧巻の和太鼓を披露。そして最後は、シニアクラブのみなさんと一緒に「森のクマさん」や「めだかの学校」を合唱。大きな拍手とともに本日のボランティア体験が無事終了しました。みなさん、ご苦労さまでした。
午後はシニアクラブと交流会
歌や和太鼓を披露しました