朝日平和台 茶話会(平成15年1月開設)

  朝日平和台の自治会館で午後2時から行われた茶話会には16人の住民が集まりました。椅子席が用意され、机の上には摘んできたよもぎ、ふきのとうなど春の野草がムードを盛り上げます。「喫茶店でお茶を飲みながら、おしゃべりする、そんな会にしたい。だから年齢制限なしですよ。どなたでも気軽に来てもらいたい」と語るのは自治会長の松尾さん。「男の人はもともと地域社会との関係が薄いし、女性も子どもが成長してしまうと、今までのような地域とのつながりが持てなくなるでしょう。こんな機会を利用して少しでも外に出てみたらどうでしょうか。今はおしゃべりするだけの会ですが、いずれ、手芸をしたり、習字をしたりと、内容が広がっていけばいいですね」。
参加者の相原さん(84歳)は奥様に先立たれ、今は一人暮らし。愛用の龍笛で「荒城の月」を披露してくださいました。神戸の震災を機に、横浜に移り住み、娘さんと同居しているという武村さんは今年で90歳を迎えられるとは思えない若々しさで、「絵を描くことや彫り物もしていましたが、
目が薄くなって最近はしていません。外出が好きで、絵の展覧会やコンサートなど、一人ででかけています。この前相模原に行くと言ったときには、さすがに遠すぎると娘に止められましたけどね」と笑いながらお話してくださいました。またマンションに一人住まいの川村さんも、皆さんとのおしゃべりを楽しんでいらっしゃいました。
会の途中では緊急時に近隣の住民に連絡が行く「高齢者あんしん電話」の説明があり、こういった情報の発信にもこの会が役立っているようです。


      日時 第1月曜日(諸事情により変更あり)
      会場 朝日平和台自治会館
      茶菓代 300円
      問い合わせ先 桂台地域ケアプラザ