平成21年11月16日実施
11月16日17日に「おもちゃ文庫」で、
『とりかえっこ』が開催されました。

「とりかえっこ」とは、子供が成長し不要になった衣類や靴を提供してチケットを受け取り、次に少し年齢の大きい子が不要として出した衣類や靴をチケットに書かれた点数だけ受け取る仕組みです。

今月初め品物を提供してもらい、この16日と17日で欲しい物を受け取るのです。

会場には、数百点(記者がざっと数えて700点くらい)が並べられていた。
何れも愛情のこもった感じがする。ほかほかに洗濯され畳まれて積んである。新品では感じない雰囲気だ。次の子にも楽しく着て欲しいと語りかけているようだ。2日分で1000点を超える量だそうだ。出品された人は約50人。
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初日16日午前10時、子供の手を引いて急ぎ足で入って来るお母さん。会場は「おもちゃ文庫」。お世話係は、何時もおもちゃ文庫で世話係を務める5人の方々。会場が狭いので整理券を出して順番に入ってもらう。
暫くして大きな紙袋を3つも下げたお母さんが出てくる。愛着のある衣類は、こうして2番目の子供に渡っていくのだ。着て育つ子供達も、新品には無いメッセージを感じ取る事だろう。大量生産大量消費の時代だが、良い物を永く使おうと言う気持ちは生きていた。(取材 Neri)