支援の必要な高齢者が増えています・・・

介護保険には各種のサービスがあります

福祉保健の相談者が増えています 下の表は、栄区の福祉保健相談の内容と年度推移について示したものです。５年間で、相談件数が 6,286人から9,327人と、ほぼ1.5倍に増加していますが、注目したいのは、高齢者の相談件数が、 2,193人から4,710人と、2倍以上になっていることです。 また、高齢者による相談比率が、平成8年の34.9％から、平成12年は、50.5％に増加しています。 このように高齢者にかかわる福祉の問題は、私たちの周辺に確実に押し寄せてきています。 この事実は､高齢者自身だけでなく、家族や周囲の人たちにとっても無関心ではいられない事を 示しています。

年度 （平成） 相談者 合計 (人） 高齢者 合計 (人、比率） 高齢者の内訳(人） 寝た きり 痴呆 虚弱 一人 暮らし その他 8 6,286 2,193(34.9%) 1,007 233 396 234 323 9 7,897 3,012(38.2%) 1,753 273 394 218 374 10 9,007 3,439(38.2%) 1,829 243 388 213 766 11 10,142 4,197(41.4%) 1,519 150 479 263 1,786 12 9,327 4,710(50.5%) 1,889 678 937 284 922

（福祉保健サービス課資料より一部抜粋）

要介護の認定者が10.6％ 栄区の、65歳以上の高齢者人口は15,951人です。 このうち要支援を含む要介護認定者は1,697人で、 10.6％を占めています。介護認定された方々は、介護度に応じて 種々のメニューを組み合わせた介護サービスを利用することが できます。（右表は要介護度別の認定者数と比率を示す）

要介護度 人数（人） 比率(％) 要支援 188 11.1 要介護１ 495 29.2 要介護２ 339 20.0 要介護３ 223 13.1 要介護４ 199 11.7 要介護５ 253 14.9 合計 1,697 100.0 （平成１３年５月末現在）

介護サービスを利用した在宅生活の例を、次ページに紹介します。

みんなで快適生活の方法を考えましょう！