<<最終回 第4回>>  平成22年3月27日

平成21年度の「男の料理教室」は、平成21年5月23日に始まり、9月26日、12月26日と回を重ね平成22年3月27日に最終回(第4回)を迎えた。総勢12名の男性料理人がまた誕生した。講師は、人気者の鈴木豊子夫妻だ。もう6年間も続いている人気講座だ。鈴木さんは、永年高齢者に配食サービス(昼のお弁当)を週に3回(最近2回)も行って来られ、地域にはファンが非常に多い。(記者もその1人)

今日のメニューは、
「桜餅」「分葱とワカメのぬた」「新ジャガとベーコンの醤油炒め」「鰹のコチュジャン丼」の
4種類の旬の材料を使った料理。「作り方」は、ボードに拡大して張り出されており、材料、作り方、アドバイス、ポイントの順に纏められている。テキストはカラー版で料理の写真は食欲をそそる。講師の鈴木さんが熱心にケアプラザを説得して費用の掛かるカラー版に辿り着いたとの事。
準備万端今日のレシピ鈴木講師やる気満々の生徒達

3班に分かれて10時丁度に開始の合図。簡単な説明を受けて10時半には料理に取りかかった。手を動かしながら冗談も出て来る。職員の佐川さんによると最初は緊張で押し黙っていた人達が4回目の今日は楽しそうに喋りながらの料理。講師の鈴木さんが「聞いて聞いて!」と大声を出して注意事項を伝える光景が何度も発生した程である。『コチジャンは1滴、入れすぎると辛いですよ!』とか『ご飯が熱いので鰹をすぐ乗せると煮えてしまいますよ!』等々。
説明説明包丁捌きも玄人少々おっかなびっくり



12時15分出来上がり、全員机について食事が始まった。自分たちで作った料理に『美味い!美味い!』とご満悦。記者もご相伴に与る。ジャガイモとベーコンの炒め物は好物だ、もっと食べたい!鰹の丼は、鰹が厚い、食べ応えがある。外では桜が開花し、来週には満開の予報。食後の甘い物には「桜餅」が出た。桜の葉の塩抜き方法など食べながら質問が飛び交う。
食事後に「反省会」が始まった。習うと家で必ず作って見ると言う人が多い。奥さんから習った料理を家で作れと迫られた人。料理は全く望み薄だが仲間が出来て楽しい、今後もお付き合いを宜しくと頼む人。色々な反省の弁が出て楽しそうだった。
最後に「進路相談」があると聞いた。この仲間で「自主グループ」を立ち上げて活動して行きたいと言う。 「エプロンおじさん」(2009年6月立ち上げ)に続く第2のグループとなりそうだ。
男の料理教室教室(第1回)
平成21年5月23日開催
平成21年度の教室は、5月23日(土)12人の参加で始まりました。午前10時に勢揃いした生徒さん達、鈴木講師の説明を聞いて戦闘開始!
12時40分予定通りに5品を完成。舌鼓を打ちました。
第2回教室のメニュー
第3回教室のメニュー
桂台ケアプラザは、今年から2回コースで教室を開き、年2回の募集を行うと発表。より多くの男性料理人を地域に送り出そうとの魂胆だ。奥さん達には手抜きが出来る良い報? いや男性の自立を促しているのだとお咎めを受けた。