日 時 3月9日 (14時〜16時)
講 師 宇宙船(不登校から学ぶ会)
代表 宮下 正子
(みやしたまさこ)
協力参加 (大垣氏 木村氏 小川氏)
参加人数 9人
2. 宇宙船との出会い
・カウンセリング研修の場で大垣氏と出会い、宇宙船の存在を知る。
・当時の代表菊池氏から言われた言葉「不登校の子どもは心に熱を持っている状態」
「必ず治るから大丈夫」「慌てず子どものペ一スを認めて」に勇気づけられる。
・主人に理解してもらうことは大変だったが、学校へ行ってほしいという本音を宇宙
船で聴いてもらい、親自身が自分の生き方を振り返る機会を得た。
・近所の人に不登校の子どもがいることを包み隠さず話していた。
⇒子どもにさりげない声かけをしてくれた。
外出時「学校は?」ではなく、お買い物?」とたずねてくれる。
気晴らしにお琴に誘ってくれる。
3. 大垣氏のお話
必ず元気な姿になることを信じ、自分の子どもを受け入れることが一番大切。
会に来る人は嫁・姑問題などに悩んでいる場合が多い。
子どもは1人にしておいて大丈夫だから、親は自分のことを考えなさい、働いてみた
らとアドバイスしている。
4. 最近留意していること
・横断歩道をわたる中学生がいると必ずとまる。
・小さい子を連れている母親には声かけをしている。
おせっかいおばさんを心がける。
5. 質疑・応答
@<昼夜逆転〉はいつごろから、どれだけ?
・不登校は学校へ行かれないつらさがあり、自分の気持ちが開放されるのはやはり
夜となる。なおすことを無理強いしてはいけない。
A育て方が悪かったというがどんな点か?
嫁・姑問題が根底にある。姑に言われたことが自分を通りすぎて娘が敏感に受け
止めていたようだ。
・「しつけ」については何もできなかった。
本人がこれからいろんな場面で学ばねばならない
<木村〉…自分の中にある価値観(ねばならぬ)にしばられていた。
<小川〉…自己主張と学校の規則に、はさまれていた。
6. 各グループ討議
・親の気持ちと子どもの気持ちが全然ちがう。
・親の安心、子の負担(命令形の言葉がプレッシャーを与える)
・原因を追求するより子どもの話をよく聴き、信じること。
・好きなことを見つけてほしい。
・ピグマリオン効果…良いところをほめる。ほめて育てる。
・親自身も価値観を変えねぱならない時がある。